2021/06/15 21:00
メルボルンのあるビクトリア州では、5月下旬からコロナの市中感染が出始め、ついにロックダウンになりました。（6月9日現在）
外出は厳しく制限され、移動できるのは自宅から10km圏内。食料などの買い物は1世帯から1人、1日1回だけ。運動のための外出は1日2時間まで、仕事や学校もほぼ在宅です。
小売店はオンラインかクリック＆コレクト（電話やネットで注文し、店舗でピックアップ）、飲食店はテイクアウトかデリバリーのみです。
今年に入ってから2回目のロックダウン。「またか……」とがっかりしていたのですが、ロックダウンに負けじと地元の個人商店が工夫しながら営業しているのを見て、応援したい気持ちがむくむくわいてきました。
写真は、近所のカフェの「ロックダウン・シャッフル」の張り紙です。
床に描かれた入り口の足跡マークからスタート、左に2歩、前に2歩……と進み、オーダー、お辞儀、後ろを向いて8歩、コーヒーを飲む、明日またリピート！
ソーシャルディスタンスを保つ工夫にも遊び心がありますね。お客さんもきちんと足跡の上で順番を待っていて、微笑ましかったです。
普段SNSをあまり更新しないパン屋やケーキ屋も「ロックダウン中も営業してます」「焼き立てデニッシュが待ってます」と、美味しそうな写真付きでインスタにアップしていて、毎日買いたい誘惑に駆られています。
市場のお花屋さんは、イベント用に準備していた芍薬の行き先がなくなってしまったので「お花がゴミにならないように救って！」と割引コード付きでアピールしていました。
どのお店も、このロックダウンを乗り越えようとがんばってるなと感じます。こうしたお店にはロックダウン中も客足が途絶えないので、お気に入りのお店を応援したいという固定ファンも多いのでしょうね。
私も「ロックダウン中も家事育児している自分にご褒美」とか「地元のお店を応援しなきゃ」と言い訳しながら、ついついポチッとお買い物が増えてしまっています！
【今週のおすすめ】
思うように外出できずにモヤモヤが溜まってきたら、グリーンドロップスの香りでスッキリ！
アロマディフューザーでも、肩や足に数滴落としてマッサージオイルとしても使えます。
