2021/05/18 21:00
はじめまして。
24rhythmでコラムを書かせていただくことになりました、オーストラリア在住、Berries and Flowers ( @yuki_berriesandflowers ) のユキです。
以前、24rhythmでも販売していたかわきばなで、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
昨年のコロナ禍に夫の駐在が決まり、当時ロックダウン中だったメルボルンに引っ越してきました。
ちょうど冬が終わり、春が始まる頃。
オーストラリアは暑いと思い込んでいたので冬物の服はほとんど持ってきていなかったのですが、記録的な寒波で10度以下の日が続きました。
借りていた部屋の暖房がきかず、毎日寒い思いをしていたのを思い出します。
こちらに来て知ったのですが、メルボルンは1日のうちに四季があるといわれるほど天候が変わりやすく、寒い日も多いです。
なぜかというと、南半球のオーストラリア南端に位置するメルボルンには、南極からの冷たい風が吹くから。
日本では「南風=暖かい」というイメージなので、なんとも不思議な気がします。
季節も反対で、日本の春休みはこちらでは秋休み、夏休みは冬休み。
「今度の春休み……じゃなかった、秋休みにどこ行くの?」なんて言い間違いはしょっちゅうです。
5月の今は秋真っ盛りで、街路樹や公園の木々も赤や黄色に色づいています。
こうした地理的なこと以外にも、日本では当たり前だったことがこちらでは真逆だったり、日本人の常識が通じないということはよくあって、自分の視野や取り巻いていた世界の狭さに気づかされます。
でもそれは、知らず知らず自分を縛っていた足枷や壁に気づくことにもつながるんですよね。
そんなふうに見つけた気づきや驚きを、オーストラリアからお届けできればと思っています。これからどうぞよろしくお願いします。