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2021/05/07 20:30

こんにちは!スタッフのマサコです。

私がフランスに引っ越して間もない頃、⁠
「あ、いかん。わたし、既成概念に囚われている。」⁠
と思った出来事がありました。⁠
移民局に義務付けられた研修で出会った中東系の女性が、私たちにとっては当たり前の高等教育を受けておらず、30代後半で孫がいるというのです。⁠
びっくりしたと同時に可哀想だと思ったのですが、しばらく話していると彼女の何が「可哀想」なのかわからなくなり、自分の考えに疑問を持ちました。⁠
なぜって、隣にいる旦那さんと対等に朗らかに話しているし、幸せそうに子どもや孫の話をしてくれる彼女は、私が想像していた「可哀想」な境遇にあるはずの「女性の権利がない国から来た女性」の姿ではなかったから。⁠
そこで、冒頭の一言に繋がるのです。⁠
「わたしの思い込み、酷いなあ」と。⁠
その夫婦と会話を続けていると、意外なことに、長い間勉強して、子育てしながら働く女性の方が「可哀想」とでも言い出しそうな雰囲気すらありました。⁠
それもまたその人たちの価値観で、その国の文化にある既成概念ですよね。⁠
みんな、明らかな洗脳教育を受けたわけじゃないけれど、何年、何十年と生きていく中で触れて染まっていく常識や価値観は、親、自分が属する社会や文化などから身に付けた色眼鏡であり、制約でもあるのだな、と気付きました。⁠
生きる環境や国が変わってもそれに固執することは、差別や偏見に繋がるということ、自分で自分を縛っているだけということを身をもって知った出来事でした。⁠
本当はもっと書いたのですが⁠
長くなってしまったので、また次回!⁠

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