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2019/10/22 15:00

先日、車いすラグビーワールドチャレンジ2019を観戦してきました。
上位8カ国が一堂に会して、日本で大きな大会を行うのは初めてだそうです。

実は、日本のエース池崎大輔選手が、地元 函館市出身で、中学校の同級生なのです(ちょっと自慢)。
ということで、中学校の同期と家族と一緒に、準決勝を観に行ってきました。


車いすラグビーは初めての観戦でしたが、試合中、DJがルールをわかりやすく説明してくれるので、試合にも問題なくついていけました。

テレビのスポーツニュースでは、車いすが激しくぶつかりあうシーンがよく放送されていますが、間近で見ると、その激しさは想像以上! 激しさゆえ、頻繁にタイヤはパンクするし、転倒もするし、ドキドキハラハラの連続でした。


そして、その激しさだけでない、会場で観て知った競技の面白さがありました。

車いすラグビーは、男女混合4人対4人で行う競技。
選手には、身体の使える機能によって0.5~3.5まで7段階のポイントがつけられていて(車いすの後ろにゼッケンがついています)、コートに入る4人の合計が8点までと定められています。


私が観た日本対オーストラリア戦では、障がいの軽い3〜3.5のオフェンスの選手が2人、障がいの思い0.5〜1のディフェンスの選手が2人という感じでチームが構成されていました。

テレビなどでは、オフェンスの選手の激しいぶつかり合いや得点シーンが注目されがちで、もちろん、この日も池崎選手はじめ、池池コンビが大活躍だったのですが、実はその得点の裏には、ボールがないところやコートの隅で、障害の重いディフェンスの選手が、体を張って相手選手の動きを阻止していたり、ボールを通すための道をつくるプレーをしたりしていたのです。

障がいの度合いの異なる選手たちが混ざり合い、それぞれができることで役割をもち、プレーをする、というチームワークで戦っているんだなあというのを知って、胸が熱くなりました。


池崎選手がインタビューの中で、
障がいの重い人も軽い人もコートで自分を表現できる競技
と語っていたのですが、本当にそのとおりだなと思いました。

試合は惜しくも1点差で負けてしまい、銅メダルではあったのですが、選手のみなさん、すごくかっこよかった!
「東京パラリンピック」の前に、車いすラグビーの魅力を知ることができて本当によかったです。

でもな〜、来年のパラリンピックのチケット抽選、全滅だったのですよね(涙)。オリンピックもだけど(涙)。
観にいきたいな〜。
試合後、疲れているところ出てきてくれて、一緒に写真を撮ってくれました。ありがとう😭

最近、自分でプレイするのも観るのも「スポーツっていいな」と思わされる出来事が続いていて、私も頑張ろ!と勝手に励まされています。

(店長 小野 梨奈)